16.オンラインでクレジットリミットを申請しますか?
セラーは、包括契約を締結した後、新規バイヤーに対してクレジットリミットを申請することがあります。それは、保険会社のオンラインを利用することによって簡単にできます。具体的には、セラーがクレジットリミット希望額を申請しますと、保険会社のデータベースでヒットした場合、(1)「満額回答」、(2)「一部承諾」または(3)「拒絶」として直ぐに分かります。しかし、それがヒットしない場合には、(4)「保留中」となり、保険会社が別途信用調査を実施します。その後は(1)から(3)までが明らかになります。(原則2週間後)
例えば、セラーは、「健全な経営状態」のバイヤーに対してクレジットリミットを申請すると、クレジットリミット希望額に対して「満額回答」を得ることがあります。
(注)「クレジットリミット」とは、損失額の上限設定にあたり、その希望額として1年単位の最大債権残高に充分に余裕のある額
(例えば30日程度の請求期間分等)を加えた額を指します。